こんにちは!
tawawa店長です。
駆け足で回った韓国多肉めぐり旅、4日目(最終日)の様子です。
詳しい経緯などは1日目のブログをご覧ください^ ^
* ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ *
2023年5月24日(水)
あっという間の駆け足旅、ついに最終日となりました。
日本への帰国便は夕方17時発。
ということで、最終日といえど時間はたっぷり。
まずは、1日目、2日目に購入した多肉と鉢の梱包をホテルの部屋でしっかりし直しました。
日本に植物を外国から持ち込む際は、
①全ての土を落とす
②植物を買った国で植物検疫証明書を発行してもらう
必要があります。
まずは、
①全ての土を落とす
今回日本から念のためキッチンペーパーとマスキングテープ(以下、マステ)、ハサミ、マジックペンを持ってきていました。
苗はすでに根を切って土を粗方落としてもらっていますが、枯葉をとり、根の周りをキレイにして1苗ずつキッチンペーパーで巻きマステで止め、マジックペンで名前をマステに書きました。
→日本入国後の植物検疫で、
・枯葉が砕け粉のようになったかすだとしても、土だと判断する検疫官もいる。
・多頭苗は、株が別れていたら1苗として数えられる可能性がある。
・書類に記載してある数量より1つでも多いと、全て没収になる。
・どんな状態で持ち込んでも検査はしてもらえるが、1苗ずつ梱包している方が検査しやすく、時間も早い。
など、教えてもらいました。
ということで、もし、韓国で多肉苗を買って日本に持って帰りたいなと思っている方へ、日本からもって来るといいおすすめは、
《日本からの持ち物》
・ハサミ
・ピンセット
・ハケ(土や枯葉を落とすため)
・マスキングテープ(検疫で梱包を開く必要があるので、セロハンテープよりおすすめ)
・油性ペン
・手持ち荷物で苗を持ち帰る袋、箱など
・キッチンペーパー(現地購入も可)
です!
ちなみに、苗は預け荷物に入れても日本入国後に検疫はしてもらえますが、手荷物の方が傷みの心配もなく、検疫を受ける時もスムーズです。
苗の梱包も、鉢の梱包も終え、苗は手荷物、鉢はスーツケースへ。
荷造りを終え、ホテルをチェックアウトし、金浦空港へ向かいます!
帰国便は夕方ですが、植物検疫証明書の発行にどのくらい時間がかかるのかわからないため、まずは植物検疫所のある金浦空港に向かいました。(仁川空港でも植物検疫証明書をもらえます!)
大きなスーツケースと多肉の入った手持ちのビニールバッグを持って地下鉄で移動w
無事、金浦空港駅に到着し、地下鉄駅から空港内まで徒歩にて約10分弱移動。
金浦空港の植物検疫所は、1階の到着ロビーの端っこの方にあります。
犬とパイナップルの絵が目印。
あれ?ない・・・
と、端から端を行ったり来たりして、無事発見w
目印は、
こちらのインフォメーションがある側の端にあります。
(インフォメーション裏に小さく見えています)
犬とパイナップルのマークにしたがって、
建物の奥へ進みます。
廊下の先を右に曲がると、
やっと植物検疫所に辿りつきました。
オフィス内に入り、
「エケベリアを日本に持って帰るために検疫証をください」と言いますが、
エケベリアがわかってもらえずw
一生懸命、翻訳アプリを使ったり、多肉を梱包から開けてみせたりして、なんとか無事伝わりました。
記入例を見ながら申請書を書きます。
あ。。。数をしっかり数えてきませんでした。
オフィス内で数を何度も数え、ピッタリの数を記入しました。
(上の方でも書きましたが、数はピッタリの数量より、多めがおすすめです!)
申請書を提出した後、オフィス内にて数分待っていれば無事、検疫証を受け取れました!
こちらが植物検疫証明書。
空港に着いてからここまで約30分でした。
(植物検疫所には私以外検疫証を待っている人はどなたもいませんでした)
無事、多肉を持って日本に帰れることになったので、
まだ残り半日、韓国出発までもう少し駆け足旅を続けます!
植物検疫所近くにある手荷物預り所に多肉も含め大きな荷物を全て預け、
身軽になって地下鉄駅へ。
目指す多肉販売店は、地下鉄9号線で金浦空港駅の1駅おとなり。
空港内から駅直結の地下鉄駅入口まで徒歩約10分ですが、その少し手前にロッテモール 金浦空港店があります。
まっすぐ行けば地下鉄乗り場。左にロッテモール入口。
ちょうどお昼の時間だったので、お昼ご飯とモールをささっと見学するため、立ち寄りました♪
素敵〜
おしゃれな雑貨屋、日本にもあるショップなどちらちら横目で見ながら、
広々したショッピングモールをてくてく。
コインロッカーなどもあるので、日本帰国前の寄り道におすすめです!
ここはアメリカ!?と思うような大きなスーパーマーケットもありました。
家で韓国の味を楽しむ自分用のお土産や、
韓国といえば?の即席ラーメンもたくさん!
お土産に配りやすいお菓子もいっぱい。
抹茶味かな?
海外行くと、スーパーも観光地♡︎
さて、そろそろお昼ご飯へ。
最後の韓国ご飯は、メニューを見て美味しそうだった釜山料理のレストランへ!
お鍋で炒める料理のお店みたいです。
私が注文したのは、こちら。タコとホルモンとエビ炒め。
辛さも選べたので、辛いものが苦手な私にはありがたいお店でした!
ご飯とおかずと、メインのお鍋がテーブル上のコンロにセットされ、調理開始。
1人前なんですが、量は多いです。。。
お鍋の調理は全てお店の方がしてくれるの、待っているだけでOK。
完成したのがこちら!
美味しそ〜
炒めたお鍋の中身をご飯にかけて食べるようです。
トッピングにもやしとノリ。
ホルモンもタコも大好きなので、すごくおいしかったです!!!
さてさて、寄り道はおしまいにして、いざ多肉販売店へ!
地下鉄9号線に乗り、金浦空港駅おとなりの開花(ケファ)駅へ。
開花駅にもコインロッカーありました!
綺麗な駅の2番出口を出て、
左手にバスのロータリーや大きな駐車場を見ながら、
ますっぐ進みます。
駅前のロータリーを抜けると急に農道w
ここをまっすぐ進みます。
歩道がないので気をつけてください。
先に何があるのか不安ですが、看板がありました。
読めない。。
でも!Google翻訳アプリを立ち上げ、スマホを向けると。。。
読めます!
便利〜
ただ、縦書きが読めない。。
韓国のアプリPapagoアプリから写真を撮ると、
じゃん!
縦書きも変換されました。
そして、こちらの方が分かりやす!
とか、アプリを試しながら、
看板にも書いてある、ミョンウォン多肉へ。
農道をまっすぐ進んでいると左手に見えてきました。
ここがミョンウォン多肉の入口。
こちらは、ビニールハウスが立ち並ぶ集合農園。
その一角にミョンウォン多肉さんはありました。
こちらのミョンウォン多肉さんはビニールハウス8棟分のお店で、半分がキーピング場と呼ばれる販売する苗ではなく、個人の収集家さんの苗を置いている場所貸し的なスペース(立ち入り禁止)、もう半分が販売苗やお店のコレクション苗(購入不可)が置かれているスペースでした。
入口からの写真。
お店のオーナーさん?は50〜70代くらいの男性と女性で英語は不可でした。。
写真撮ってもいいか?と聞いたのですが「だめ」と言われ、
(あまり通じていなかった可能性もあります!w)
でも苗の名前の韓国語が読めないので、翻訳アプリだけ使わせてくださいとお願いし、
なんとか先ほど歩きながら試した翻訳アプリを使って必死に苗の名前を読み取りながら、ハウスの中をぐるぐるぐるぐる・・・・
ぐるぐるぐるぐる・・・・w
エケベリアはもちろん、サボテンやアガベなどいろんな種類の多肉が販売されていました。
珍しいエケベリアよりも普及種多めですが、立派な苗が日本よりは少しお安く手に入るかな?という感じでした!
少し苗を購入し、「日本に持ち帰るから土を落として欲しい」とお願いすれば、快く、丁寧に土を落として、しっかり梱包してくださいました。
すでに検疫証をもらったのに追加購入してしまいましたw
(この時は検疫証に書かれた苗の数が少しでもオーバーしてたら、日本入国後の検疫所で全部没収されるとは知らず)
명원다육(ミョンウォン多肉)
住所:서울 강서구 개화동 530-3
最寄駅:9号線開花駅
もう少しお店の周りをうろうろしようと、他のハウス内をのぞいて歩いていると、
集合ハウス入口のお店が、6月オープンに向けて準備中でした。
のぞいている私を見つけ、優しく声をかけ、ハウス内をみせてくださりました!
こちらは、塊根植物や南アフリカの植物をメインに取り扱うお店でした。
オーナーの奥様は私と同年代くらいで、カナダで教師をしていたこともあるということで、英語がばっちり!!
植物を見せてもらったり、お話を聞かせてもらいました。
韓国でも最近塊根植物やアフリカ系の植物が人気だそうです。
素敵な出会いに感謝しつつ、もう少し周りの農園さんも見学。
お隣の集合ハウス帯の中にも多肉やさん発見!
なんと、こちらのオーナーさんは日本語が話せましたww
多肉を見ながらたくさんおしゃべりしていたら。。。
やば!時間がない!!
お店のオーナーさんに飛行機の時間が迫っていることを告げ、
慌てて金浦空港に戻るため駅をめざしました!
ちなみに、もう一つお隣のハウスにも多肉が見えました!
ただし、こちらは見る余裕はなく、遠目の写真だけ撮っただけです^^;
ふ〜。
なんとか無事飛行機に間に合う時間に空港に戻ってきましたが、
検疫証を念のためもらい直すことに。
(書類上の数がそこまで重要と考えていませんでしたw)
検疫所に向かっていると、
先ほどなんとかエケベリアについて説明し、
証明書を発行してくれたお姉さんと廊下ですれ違い、
「また買ってきてしまった」と告げると、
お姉さんは苦笑いでオフィスに戻ってくれ、再度証明書の発行をしてくれました。
ありがとうございます!!
韓国鉢が入った大きな荷物と多肉の入った手荷物を預り所から受け取り、いざ韓国出国!
出国手続きはとーーーーっても簡単でしたw
夕方のソウルにお別れし、
夕闇の東京、ただいま!
さて。まだまだ多肉旅は終わりません。
検疫を抜けるまでは!
初めての検疫にドキドキの私は、入国審査を終え、機内預け荷物を受け取る前に、植物検疫所へ!
羽田空港では機内預け荷物を受け取るターンテーブルがあるフロアに検疫所はあります。フロア内に検疫のお知らせを持った人があちこちにいるので、聞けばあっさり教えてもらえます。
母国語ありがたや〜
流石に写真は撮る余裕なしで、遠目からの植物検疫所。
さて、こちらで上記に書いたように、厳しい(でも検疫官は優しかった!)しっかりした検査をされます。
66苗の多肉を持ち込んだ私は、20苗ランダムに取り出し、1苗ずつキッチンペーパーで包んであった梱包を開いて、苗を見せました。
茶色い粉がポロっとする度にドキドキw
なんとかOKをもらいつつ、次回のために上記の注意事項を聞いて、無事検疫を通過しました!
時間は約20分かかりました。
最後に、行方不明扱いになる一歩手前の韓国鉢の入った預け荷物を持ち主を探していたであろう空港職員さんから受け取り、税関手続きを終えて、これにて多肉めぐり韓国旅は終了でした。
長々とした旅の記録を最後まで読んでいただきありがとうございました!!
次の韓国旅は秋です!
また、よろしくお願いいたします^ ^
韓国 多肉めぐり旅 シリーズは以下からどうぞ。